時代が変わっても通⽤する普遍的な古典も掲載されていることに⼤きな意義を感じます - シティユーワ法律事務所 | LEGAL LIBRARY
301〜1,000名 法律事務所

時代が変わっても通⽤する普遍的な古典も掲載されていることに⼤きな意義を感じます

シティユーワ法律事務所
事業内容 企業法務、⾦融‧証券‧保険、M&A、不動産、事業再⽣‧倒産、訴訟‧紛争解決、知的財産‧IT、労働法、国際取引、コンプライアンス、独占禁⽌法
従業員数 358名
設立 2003年
今回は、専⾨分野での豊富な経験や多彩なバックグラウンドの⼈材を持ち、業務の幅を広げているシティユーワ法律事務所様にインタビューさせていただきました。 「⾼い専⾨性」「広範な取扱業務」「強い組織⼒」「充実のネットワーク」を強みとし、 企業法務、⾦融取引、M&A、不動産、倒産処理、訴訟、知的財産権、労働法、国際取引、コンプライアンス、独占禁⽌法など企業活動に求められるほぼすべての分野にわたる法律業務を提供しているシティユーワ法律事務所において、 2万冊に及ぶ同所の蔵書の管理を図書専⾨のスタッフとともに担当している⿇⽣弁護⼠に「LEGAL LIBRARY」を導⼊したきっかけとその活⽤ポイントをお伺いしました。
POINT
1
パソコンが1台あればすぐにリサーチを開始できる
2
限られた時間の中で、リサーチの精度を上げることができる
3
カスタマーサポート担当者が迅速‧柔軟にアカウントを付与してくれ、使いたい弁護⼠がすぐに使える
普段の業務内容について教えていただけますか。
⿇⽣ 裕介 弁護⼠
(パートナー 2004 年⼊所)
普段は⾦融、紛争、不動産などの案件を多く担当しています。以前、⾦融庁で1年半ほど任期付公務員として勤務していたこともあり、 ⾦融については規制(レギュレーション)対応も取り扱っています。
また、所内の図書担当もしており、毎⽉購⼊する新刊書籍の選定も⾏っています。図書担当は3名おり、⽉々の出版点数にもよりますが、 ⽉に20冊〜80冊の法律書籍を購⼊し、所内の図書室にある2万冊ほどの蔵書から廃棄する書籍等も併せて選定しています。

書籍のリサーチでは、2万冊の蔵書から1冊ずつ確認が必要。書籍内を全⽂検索できるツールがあればいいのにと思っていた。

これまでリーガルリサーチはどのように⾏っていましたか。また、リーガルリサーチに対して感じていた課題はありますか。
判例検索は判例データベースを、法令検索はe-Govなどを利⽤しています。⼀⽅、法律書籍や⽂献は所内の図書室や、図書室にない書籍については弁護⼠会図書館、国会図書館などを利⽤していました。
判例‧法令検索ツールはオンラインで使えるので、在宅や出張先での調査も可能ですが、書籍を使ったリーガルリサーチはオンライン検索ができないので、所内の図書室の書籍を1冊ずつ⾒ることで、 ある程度あたりをつけ、さらにその中から関係のありそうな書籍を⾃席に持って帰って調べています。 こういった地道な作業も、多くの書籍に触れることで弁護⼠の⾜腰を鍛え、業務の基本を作るという⾯で有益ではあるのですが、リサーチの時間がかかり⼤変でした。
また、書籍の⽬次や索引を⾒ただけでは、調査したい内容が載っているかいないか判明しない場合が多く、書籍内を全⽂検索できるツールがあればいいのに、と感じていました。

2020年のコロナ禍最初の緊急事態宣⾔により出勤停⽌に。2週間で検討し試験導⼊から開始。

「LEGAL LIBRARY」を導⼊するきっかけについて、具体的なエピソードがありましたら教えてください。
2020年、新型コロナに伴う感染症対策のため在宅勤務が主体となったことを契機に本格的に導⼊を検討することになりました。 実は、2019年のサービスリリース当時にも「LEGAL LIBRARY」のトライアルをしており、そのころから緩やかに検討を続けていましたが、 最初の緊急事態宣⾔で出勤停⽌になり、緊急性が上がったので、2週間という短い検討時間で、まずは試験的導⼊から始めました。
最初のうちは、どのくらい継続的に利⽤するのか不透明だったため、頻繁に利⽤者の変更や⼈数の増減などをお願いしてしまったのですが、 その都度カスタマーサポートの担当者に相談すると、スピーディーかつ丁寧に対応してくれ、⾮常に助かりました。

パソコン1台で始められ、限られた時間の中で法的論点の精査を、新⼈‧中堅問わず効率的に⾏うことができます。

実際導⼊してみて、どんな変化がありましたか。
パソコン1台あればどこでもすぐに始められるという利便性がとても魅⼒的だと感じました。 在宅勤務でも⼀定のリサーチができることに加え、事務所で執務をする際にも、まずは⾃席から「LEGAL LIBRARY」のキーワード検索で情報の有無を調査し、 あたりをつけるという選択肢が加わり、⼤変便利に感じています。
我々は、限られた時間の中で⾊々な法的論点を精査しますが、中堅弁護⼠になるほど案件が増えるので、1件のリサーチにかけられる時間が若⼿弁護⼠よりも限られてしまいます。 若⼿が検討した内容を⾃分でもきちんと検証したいと考えたときに、「LEGAL LIBRARY」を使うことで、短時間で効率的な調査が⾏えるだけでなくリサーチ内容を精査することができ、安⼼感に繋がっています。
また、リサーチによく使う書籍が掲載されている点が良いです。 実務書だけでなく、注釈⺠法のような時代が変わっても通⽤する普遍的な書籍が掲載されていることに、⼤きな意義を感じます。 今後も、新刊の実務書籍だけでなく、実務家がよく参照する書籍や古典的あるいは基本的な書籍についてもラインナップに加えていただくことを期待しています。
図書担当者としても、需要が多く常に貸出し状態の書籍について「『LEGAL LIBRARY』でも閲覧できます」と案内することもできてとても助かります。
「LEGAL LIBRARY」では法律実務家がよく使う基本書から実務書まで幅広く掲載しており、注釈⺠法のような普遍的な書籍もリサーチに使うことができる
今後「LEGAL LIBRARY」をどのように活⽤していきたいですか。
リサーチ⼿段の⼀つとして、今後も有効活⽤していきたいと考えています。 若⼿‧中堅を問わず全ての弁護⼠が、「LEGAL LIBRARY」のようなサービスをうまく使うことで、紙の書籍とそれ以外の情報を有機的に関連させ、 正確な情報に、より早く効率的にたどり着けるようにしていきたいです。
「LEGAL LIBRARY」は貴所にとってどんな存在でしょうか。
リサーチ業務は、調べれば容易に「答え」が⾒つかるとは限らず、また、明確な「答え」がないときもあり、粘り強く、様々な⾓度、視点から検討をすべき場合があります。 そうしたリサーチ業務において、「LEGAL LIBRARY」は弁護⼠と伴⾛してくれるサービスだと思いますので、これからも⼀緒に⾛っていただけたらと思います。
(取材日:2022年9月)
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