幅広い分野の信頼できる書籍が掲載され、継続的に掲載書籍が増えていくので、安⼼してリサーチに臨めます - TMI総合法律事務所 | LEGAL LIBRARY
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幅広い分野の信頼できる書籍が掲載され、継続的に掲載書籍が増えていくので、安⼼してリサーチに臨めます

TMI総合法律事務所
事業内容 コーポレート、ファイナンス、知的財産、危機管理、事業再⽣‧倒産処理、争訟、税務、 独占禁⽌法‧競争法、労働法、不動産、環境‧エネルギー、海事法、保険、⺠亊(⼀般‧国際)の代理
従業員数 1,105名(2022年12⽉1⽇現在)
設立 1990年10⽉
今回は「LEGAL LIBRARY」に掲載直後から⼤きな反響を呼んでいる『プライバシーポリシー作成のポイント』を執筆されているTMI総合法律事務所様にインタビューさせていただきました。 2020年に設⽴30周年を迎え、所員数が設⽴時の50倍のスピードで成⻑。 海外にも多くのオフィスを持ちグローバルに活躍の場を広げながらも、常にクライアントへの貢献のために改善すべき点がないかを検証し、 不断の挑戦と開拓を続ける同所に所属する⽩⽯先⽣、宮澤先⽣のお⼆⼈に「LEGAL LIBRARY」を導⼊したきっかけとその活⽤ポイントをお伺いしました。
POINT
1
直感的に操作、横断検索できるためリサーチ結果の取りこぼしの不安が減った
2
幅広い分野の信頼できる書籍が掲載され、継続的に掲載書籍が増えていくので、専⾨分野以外でも安⼼してリサーチに臨める
3
蔵書の少ない地⽅‧海外オフィスでも「LEGAL LIBRARY」を使うことで、質の⾼いリサーチが実⾏できる
普段の業務内容について教えていただけますか。
⽩⽯ 和泰 先⽣
(弁護⼠ パートナー 2003年⼊所)
私⾃⾝は、個⼈情報保護法を中⼼に、データ関連の取り扱いについてのご相談をよくいただいています。 この分野では、ビジネスモデルのリーガルな側⾯だけでなくレピュテーションの観点からもアドバイスを求められることが多いです。 最近では、コネクティッドカー、ドローンなどの先端技術が絡む法規制や、そのような先端技術を使ったビジネス構築も担当しています。
その⼀⽅で、訴訟チームにも所属しており、伝統的な訴訟や⼀般的な企業法務も担当するので、⾮常に幅広い分野を担当しているかと思います。
宮澤 昭介 先⽣
(弁護⼠ パートナー 2004年⼊所)
私は知的財産グループに所属し、その中でも、映画‧⾳楽‧出版‧広告‧スポーツ‧タレント‧プロダクションなど、いわゆるエンターテインメントビジネスと呼ばれるものを多く担当しています。 著作権法や商標法を中⼼とし、契約の交渉、特に最近はクロスボーダーの契約の交渉、契約書のドラフト、そこから発⽣する紛争や裁判まで、幅広く担当しています。

図書室の書籍が取り合いになることも

これまでリーガルリサーチはどのように⾏っていましたか。
⽩⽯先⽣
図書室でどの書籍がよいかのあたりをつけて探すことが多いです。 ⾃分が詳しい分野ならば、どの書籍を⾒ればいいか予測がつきやすいのですが、新しい分野やあまり担当したことがない分野の場合は、 同僚に聞いてから探したり、概要が分かる⽂献などを1つ調べて、その⽂献に書いてある参考⽂献を逆引きして知識を深めます。
ただ、法規制ができていない分野は書籍がないので、まずは、想定される法的課題を⾃ら⾒つけ出し、どの法律に落とし込めばいいのかを考えるところから始まります。
宮澤先⽣
私は専⾨の領域がそこまで広くないので、⽇頃使う法律書籍は⾃席に置いてあり、リサーチを⾏うときは⼿持ちの書籍で調べることが多いです。 それだけでは分からないことや、判例‧最新の論点を調べたい場合には、有料の判例データベースなどを活⽤しています。
ただ、普段あまり扱わない分野になると、⽩⽯先⽣と同じように図書室に⾏き、あたりをつけながら探すことが多いです。
これまで、リーガルリサーチに対して感じていた課題はありますか。
白石先生
経験則的にあたりをつけて⽂献を探す場合、網羅性が無く、取りこぼししている可能性は否定できません。 また、経験の浅い若⼿の弁護⼠がリサーチした内容をチェックするときに、取りこぼした論点を指摘して再度調べてもらうこともあり、⼿戻りが多くとても⾮効率です。 さらに物理的な⾯では、図書スペースが徐々に⾜りなくなるのも課題に感じていました。
また、過去の話ですが、本当に⼤変だったリサーチの思い出があります。まだ⼊所2年⽬くらいだったと思いますが、ある論点の記述が雑誌に記載されていないかを調査することになりました。 その頃はまだ図書管理データベースがなかったので、チームの4⼈ぐらいで図書室に集まって、膨⼤な雑誌の束を4等分し、⼿分けしてひたすら調査したことがあります。 しかも夜中の1時からです。皆が無⾔で静かに雑誌のページをめくる⾳だけが図書室の中で響いていたのを記憶しています。
4時ごろまで作業した記憶はありますが、無事に探しだせたのかは覚えていません(笑)
宮澤先⽣
壮絶な話ですね‧‧‧。いまはさすがにそんなことはないと思います。 ただ、事務所の図書室には2万冊弱の書籍があり、探すのも⼀苦労ですし、使⽤頻度の⾼い書籍は複数購⼊されているにも関わらず貸出中のことが多いのもストレスがあります。
白石先生
確かに図書室の書籍が取り合いになることもありますね。 週末に調べようと思って図書室の書籍を⾃宅に持って帰っていたのですが、⽇曜⽇の⼣⽅くらいに別の先⽣からメールが届いて 「今からその書籍を使いたいので、すぐに戻してください」と⾔われたことがあります。 ⽉曜⽇でいいのではないかと思ったのですが、出勤して返却したということもあります(苦笑)

若⼿弁護⼠のリサーチ業務負荷を下げたいという思いから「LEGAL LIBRARY」の導⼊を検討

「LEGAL LIBRARY」を導⼊するきっかけについて、具体的なエピソードがありましたら教えてください。
⽩⽯先⽣
先ほどお話しした深夜のリサーチのような不⽑な経験があったので、⽇ごろから、若い弁護⼠には同じ轍を踏ませたくないという思いがありました。 夜遅くや休⽇に仕事をする必要がある場合、どうしても事務所に来ないとリサーチができない、貸出中の書籍を探し回るなど、⾮常に⾮効率です。 更に、判例検索はデータベース化が進んでいますが、書籍を使ったリサーチは、実際に開いてみないと内容が分からないなど、検索に時間がかかります。 そこで「LEGAL LIBRARY」を導⼊し、少しでもリサーチ時間を短縮することで、働き⽅改⾰に繋げられたらと思いました。
宮澤先⽣
私は新⼈弁護⼠の採⽤を担当しているのですが、彼らの話をきいていると最近では、ロースクール在学中や弁護⼠になってすぐに、個⼈で「LEGAL LIBRARY」を契約しているようです。 そういった流れから漠然とではありますが、事務所全体でリーガルリサーチツール導⼊の必要性を感じていました。 導⼊サービスの検討にあたり若⼿にヒアリングをしたところ「⾮常に使い勝⼿がよい」という理由から「LEGAL LIBRARY」を使っている⼈が多かったので、検討を開始しました。

⼀定の分野に偏らない掲載コンテンツにより、普段扱わない分野でも「LEGAL LIBRARY」を起点に調査開始できる

導⼊にあたっての懸念事項はありましたか。その懸念は解消されましたか。
⽩⽯先⽣
必要な⼈数分のアカウントからトライアルや契約を始められたことが、⾮常にありがたかったです。 我々の事務所では、ツールなどの導⼊を進める場合に、実際に使⽤‧検証を⾏い、皆が納得したうえで決定するので、検討から導⼊までに時間がかかります。 そのような状況下で、いきなり所属弁護⼠全員分のアカウントを強制的に契約させられることなく、納得できるまでトライアルすることができました。
宮澤先⽣
導⼊に際し、書籍のバリエーションが1つのキーになると思っていました。 ただ、トライアルで⼀定期間利⽤していた間にも、書籍が毎週のように充実していくのを⾒て安⼼しました。 特に私は知的財産法が専⾨ですが、最近は知的財産分野でも⾼名な先⽣が書かれた書籍やコンメンタールが掲載されているという印象です。
実際導⼊してみて、どんな変化がありましたか。
⽩⽯先⽣
リサーチに使う時間が短縮できている実感があります。業務の中には、ちょっと聞かれて、さっと答える必要があるリサーチも少なくありません。 また、会議中に別の論点が出てきた場合でも、持ち帰らずにその場で「LEGAL LIBRARY」で調べて回答できます。
当所では、リモートワークはそれほど多くありませんが、書籍を確認するためだけに事務所に⾏かず、⾃宅などですぐに調べられる点もいいですね。 例えば、外出後に事務所に戻って仕事をするのは少し⼤変でしたが、家に帰ってもある程度のリサーチができる環境があると安⼼して直帰することができます。
宮澤先⽣
先⽇、⾃分が普段扱っていない業務分野の質問が来たときに、まず「LEGAL LIBRARY」にキーワードを⼊れて調べました。 質問の論点⾃体は把握していたので「LEGAL LIBRARY」の検索結果から、確認したい論点に関する書籍をざっと調べることができました。
以前でしたら、確認したい論点が書いてある本を想像しながら図書室で調べなければなりませんでしたが 「LEGAL LIBRARY」だとPC上にキーワードを打ち込むことですぐに検索できるので、本当に便利です。
⽩⽯先⽣
地⽅や海外オフィスにも書籍はあるのですが、東京オフィスほどの蔵書はありません。
海外でも⽇本語のリサーチを⾏うことが多いので「LEGAL LIBRARY」を使えば、オフィスごとの蔵書数に左右されることなくリサーチができます。
他に便利だと感じる点がありましたら教えてください。
宮澤先⽣
掲載書籍の幅広さが気に⼊っています。例えば、企業法務だけに偏りがあるのではなく、⼀般⺠事、知的財産、ITなど幅広く掲載されています。 この幅広さにより、⽇頃扱わない分野のリサーチでも、まずは「LEGAL LIBRARY」で調べようと思える安⼼感があります。 まさに本棚が⼊っているようなレイアウトで、トップページから「最近読まれている本」が⾒られたり、カテゴリごとに表⽰できるのも視覚的に⾒やすいと思います。
⽩⽯先⽣
操作が簡単で直感的に使えます。また、iPadでも閲覧できるところもいいですね。 私はPCも使いますが、iPadをメモ代わりに使っているので、メモを取りながら気になった点をそのままiPadで「LEGAL LIBRARY」を⽴上げてシームレスに検索できる点もストレスがありません。
「LEGAL LIBRARY」トップページ。⾒慣れた書籍の表紙が並んでいるので、直感的に書籍を選べる。
左側にはカテゴリや種類からワンクリックで書籍を絞り込むこともできる。
「LEGAL LIBRARY」は貴所にとってどんな存在でしょうか。
⽩⽯先⽣‧宮澤先⽣
弁護⼠にとって不可⽋な業務であるリサーチを⽀援するかけがえのない相棒だと思います。
(取材⽇:2022年 10⽉)
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