調べる、読むだけにとどまらず、リサーチ結果を報告しやすい、便利な機能が充実しています - LINEヤフー株式会社 | LEGAL LIBRARY
1,001名以上 法務部

調べる、読むだけにとどまらず、リサーチ結果を報告しやすい、便利な機能が充実しています

LINEヤフー株式会社
事業内容 インターネット広告事業、イーコマース事業及び会員サービス事業などの展開並びにグループ会社の経営管理業務など
従業員数 28,385名(2024年1⽉現在)
設立 1996年1月
今回は、2023年10⽉にLINE株式会社やヤフー株式会社などのグループ会社による再編を経て誕⽣した、LINEヤフー株式会社様にインタビューさせていただきました。 今回の合併で⽇本最⼤級のテックカンパニーとなり、新たなミッションのもと、インターネットの⼒を通じてより豊かで便利な暮らしの実現に貢献することを⽬指す同社の事業法務で勤務する、藤岡様と磯野様に「LEGAL LIBRARY」を導⼊した経緯とその活⽤⽅法についてお話をお伺いしました。
POINT
1
リモートワークでも書籍を使ったリサーチができ、安⼼と⾃信をもって業務ができる
2
調べる、読む、だけでなく、調べたものを使ってどうするか、出⼝までカバーしている機能が多い
3
リサーチ結果の共有が「LEGAL LIBRARY」のURLや画⾯を使ってスピーディに⾏え、オンライン会議が多い⾃社の働き⽅にフィットしている
普段の業務内容について教えていただけますか。
藤岡 敬済 様
(法務統括本部 2015年⼊社)
2015年11⽉に旧ヤフー株式会社に⼊社し、現在は、データ、AI周りを担当しているデータチームで、個⼈情報保護法、電気通信事業法、⽣成AI関連の相談等を担当しています。
磯野 真太朗 様
(法務統括本部 2022年⼊社)
2022年5⽉に旧LINE株式会社に⼊社後、主にLINEオープンチャットにて、オンラインコミュニケーションに関係する施策を中⼼に担当しています。 旧LINE社⼊社前は、法律事務所で5年ほど企業法務を担当していました。
合併後、御社の法務業務に変化はありましたか。あったとすればどんな点ですか。
藤岡 様
事業法務という観点でいうと、現時点ではこれまでの所属のサービスをそのまま担当しているので、あまり変化があったという感覚はありません。 ただ、私が担当しているデータ関連は社内で横断的な取り扱いが多く、必ずしも特定のサービスに紐づくものではないので、今まで各社それぞれで法的な整理をしていたものを改めてすり合わせして整理しています。
磯野 様
社内で使うシステムが変わったので、まずシステムの使い⽅を覚える必要がありました。 さらに、それを把握したうえで⾃分が担当する事業部へ説明し橋渡しをするという点に少し苦労しました。 ただ、法務部⾨全体ではほとんど変化を感じていません。
これまでのリーガルリサーチはどのように⾏っていましたか。 また、リーガルリサーチに対して感じていた課題はありますか。
磯野 様
私はコロナ禍中に⼊社しましたので前職での話となりますが、裁判例は判例検索サービスを利⽤し、⽂献はオフィス内の書籍を⼀冊ずつ確認していました。 ただ、参照したい書籍が他のメンバーに貸し出されているときは返却されるのを待つか、急ぎの場合は書店に買いに⾏く必要があり、必要なときにすぐに使えない不便さを感じることがありました。 特に深夜に調べる必要があったときに、⼿元に書籍がないと絶望していましたね(苦笑)
藤岡 様
私が担当しているAI関連は、議論が進んでいない論点についてはまだ書籍になっていないものが多く、省庁が出しているドキュメント、弁護⼠の先⽣のブログなどを参考にしています。 また、知⾒が乏しい分野は探したい情報のあたりがつけにくく、社内の関連しそうな書籍を⽚っ端から閲覧していたので、欲しい情報にたどり着くまでに時間がかかっていました。 よく使う書籍は社内で複数冊購⼊されているものの、やはり誰かが使っていると返却されるまで何時間も確認できず不便でした。

コロナ禍でリモートワークが増え、オフィスの蔵書を参照してのリサーチが難しくなり、電⼦書籍拡充を検討し「LEGAL LIBRARY」を導⼊

「LEGAL LIBRARY」を導⼊するきっかけについて、具体的なエピソードがありましたら教えてください。
藤岡 様
コロナ禍で完全リモートワークが導⼊されたことにより、それまでの週5⽇のオフィス出社から、出社をしない⽉の⽅が多くなりました。 そのため、⾃宅に無い書籍を閲覧したい場合に、そのためだけに出社しなければならないことが課題でした。 コロナ前に出社していたときは書棚に⾏って書籍を⾒ることが普通でしたので、リモートワークで書籍を閲覧しにくい環境となり、どうしたらいいかと悩んでいたところで、法務部全体で「LEGALLIBRARY」導⼊の検討が始まりました。 導⼊前は、出社できないので⼿元にある情報をベースに回答を作成することが多くなり、書籍を使ったリサーチをあまり⾏わなくなってしまいました。

キーワード検索で抜け漏れなく検索が⾏え、⾃分でも気づかなかった論点に気付くこともある

実際導⼊してみて、どんな変化がありましたか。
藤岡 様
絶対ではないが参考までに調べたい、でも⼿元に書籍がないときに「LEGAL LIBRARY」を使ってリサーチできるため、書籍を使ったリサーチに対する物理的‧⼼理的なハードルが下がりました。 キーワード検索で「LEGAL LIBRARY」に掲載されている書籍を簡単に⽐較でき、1つの書籍に記載されている内容が⼀般的な⾒解であるかそうでないかの確認が⾏いやすくなりました。 ⾃分が思っていなかった観点で検討されていることも分かり、リサーチの質が上がったように感じます。
特にAI周りは⽇々議論が進んでおり、⽂献もそれほど多くなく、これまでは⽚っ端から書籍や雑誌を確認していましたが「LEGAL LIBRARY」でキーワードから調べることであたりをつけられるようになり、欲しい情報へアクセスできる時間が削減できています。
キーワード検索で簡単に書籍等を横断的に確認できる。複数キーワードの⼊⼒により、すべてのキーワードが網羅された書籍が優先的に上位に表⽰される
磯野 様
⽂献をキーワード検索したうえで、さらにその⽂献内をキーワード検索したり、⽬次から関連しそうなページにジャンプすることで、効率よく⽂献調査ができるようになりました。 物理的に書籍をあれこれ探してバラバラめくって調べることは⼤変ですし、書籍に索引がない場合や、あってもすべてが網羅されていない場合には、⽬視の調査だと抜け漏れが発⽣しますが、 「LEGAL LIBRARY」ではキーワードをすべて拾ってくれ、検索結果を画⾯上で確認できるので、上司や事業部に⾃信をもって説明できる点で安⼼感が違います。
また、上司やメンバーへの⽂献の共有が簡単になりました。 「LEGAL LIBRARY」の該当ページのURLで⽂献情報を教えると、共有された相⼿が「LEGAL LIBRARY」のユーザーであれば、そのURLをクリックするだけで、すぐに同じ箇所を確認できます。 また、会議中に画⾯共有をすることでリアルタイムに⽂献を確認できるのは電⼦書籍ならではのメリットで、リモート勤務が多い当社法務部のスタイルにフィットしていると感じます。 加えて細かな点ですが、タイトルや著者名といった⽂献情報をコピーできることも、⽂献としての根拠をしっかり⽰せるので助かっています。
私がリーガルリサーチをする理由は2つあって、1つは「単純に知りたい情報にアクセスするため」、もう1つは「根拠があることを⽰すため」と思っており、それが⼿元のパソコンを使ってスピーディにできるようになったと思います。
「LEGAL LIBRARY」は御社にとってどんな存在でしょうか。
磯野 様 ‧ 藤岡 様
「リーガルリサーチの⼊⼝から出⼝まで完結できるサービス」でしょうか。 「LEGAL LIBRARY」は、単に⽂献調査、電⼦化された書籍を読むだけのツールではなく、調べたものを使ってどうするか、までが「LEGAL LIBRARY」の便利な機能としてカバーされていると思います。
(取材⽇:2024年1月)
その他の導入事例
LEGAL LIBRARYが
リサーチのあり方を変える
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。